就農１年目を振り返ると、良かったこと悪かったこと沢山ありますが、「土が未熟で思ったように収穫できなかった」「害虫・害獣に襲われほぼ全滅になった」とか、残念ながら悪いことが直ぐに思い浮かびます。まだまだ栽培技術が足りず、満足に野菜をお届けできなかったな、というのが総括になりそうです。

さて今年は、就農して２年目になります。昨年の失敗を踏まえ、お客さまに安定して野菜をお届けするために施設の増設を行いました。現在、建設中ではありますが、ご紹介させて頂きます。

育苗ハウスの新設

昨年は、畑に建設したハウスを利用して育苗しましたが、春先に夏野菜を植え付けることができなかった、とか温床がなかったので育苗が遅れたなどの反省を踏まえ、専用の育苗施設を新設することにしました。温床も入れて、育苗環境の充実を図ります。

雨よけハウスの増設

ハウスを１棟増設して、ハウスで複数品目を栽培予定です。今年は、ミニトマトの夏秋栽培と冬場のスナップエンドウを計画しています。

昨年建てた雨よけハウス

昨年は育苗も兼ねていましたが、これからは栽培に専念できます。今年はきゅうりの夏秋栽培と、冬場のほうれん草を計画しています。

ハウス栽培を行うことで水分や温度の制御が可能になるため、長い期間生産できるようになりますし、良い品質の野菜が提供できるようになります。ハウスも３棟建てて大分要領が分かってきましたので、今後も様子を見て施設の増設を行なおうと思います。