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土について

土壌微生物(光合成細菌)について

土壌生物について

一般的な畑では、面積1000平米、深さ10cmの土に約700キロの土壌生物が存在していると言われています。ミミズやムカデなどの土壌動物から、カビや放線菌などの土壌微生物まで幅広く多岐にわたっているようですが、700キロという重さは驚きですよね!

畑に堆肥などの肥料を畑に投入したりしますが、その状態のままでは植物は吸収することが出来ません。ミミズなどの土壌動物が小さく分解し、その後、土壌微生物によりアンモニア態窒素や硝酸態窒素に転換され、ようやく植物が吸収できる形になります。分解者と言われる土壌生物の働きが、とても重要になります。

もりもり農園では、皆さんに「野菜本来の旨みを味わって頂きたい」と言う想いから、農薬や化学肥料に頼らずに、使う肥料も植物性に拘っています。またそれと同時に、地域に元々棲みついている土着菌や有用な微生物資材を投入することで、より健全な育土を心掛けています。

今回は、当農園でも活用している「光合成細菌」のご紹介させていただきます。

光合成細菌とは?

光合成細菌は光合成を行う細菌の総称で、水田や河川、海岸の土、下水処理場など、水がたまっているところであれば何処にでも存在しています。水田やどぶ臭いところに非常に多く、明るいところを好む嫌気性の細菌です。

光合成細菌には、以下の様な働きがあると言われています。

  • 植物の活着、発根、発芽、花芽、着果、登熟を促進
  • 農作物の品質向上、収量の増加、貯蔵性の向上
  • 連作障害を解消、軽減
  • 土壌有用微生物群を増殖させ、肥えた土壌に回復
  • 土壌を活性化し、有害微生物群(カビである糸状菌等)の繁殖を抑制

有用な働きが沢山ありますよね。こんな土着菌を使わない手はない!!

作り方

使う材料は、川の水、粉ミルク、魚粉、重曹、クエン酸と一般家庭で手に入る材料ばかりで、とっても簡単に作れちゃいますよ。

<20リットル分の材料>

・川の水  20リットル
・粉ミルク   5グラム
・魚粉(当農園ではシープロテインを使用) 100グラム
・重曹  50グラム
・クエン酸  20グラム

 

<手順>

  • キュービテナーに川の水満杯、粉ミルク、魚粉を投入。(お手持ちの光合成細菌があれば入れてください。成功率が上がります)
  • そこに重曹とクエン酸を入れて、中和反応(二酸化炭素を発生させ嫌気発酵)させます。
  • 空気を抜き蓋を閉め、光の当たる暖かい場所に設置する。
  • 毎日、揺すって刺激を与え、空気を抜きます。

赤色になりドブくさ〜い香りがすれば成功です。とっても簡単ですので、ぜひお試しください!

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